扁桃腺による口臭
口臭の原因は様々ありますが、稀に、扁桃腺の表面にある穴に細菌や食べ物のカスがたまってそれが原因で口臭を引き起こすこともあります。
扁桃腺の穴にたまった細菌やカスなどが表面に見えるのを膿栓といいますが、健康な人でも、この膿栓がみられることがあります。しかし特に何か別の症状が出ないのであれば、通常は放置されます。そして口臭が気になることもありません。
扁桃腺に膿栓が見られ、口臭も気になる、あるいは風邪をひくとすぐに扁桃腺が腫れたり痛くなったり、または臓器にも良くない影響が出るぐらいの慢性の扁桃炎を起こす、扁桃腺の肥大などの場合は、耳鼻咽喉科での治療が必要になります。
扁桃腺のカス(膿栓)が見られ、症状としては口臭だけが気になるというのであれば、膿栓の吸引や洗浄などの治療で、口臭に効果があります。扁桃腺のカスが原因のような、自分一人で防止できない口臭もあるので、口臭が気になるときはいろいろと原因を探してみなければなりませんね。
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